理系出身が不動産業界で活躍できる本当の理由|河合さん後編

前回に引き続き河合さんのインタビューです。”理系出身者×不動産業界”の実態をお聞きしてみました。

河合さんのプロフィール
愛知県出身。早稲田大学大学院(創造理工学部)卒業後、プラン・ドゥに入社。最近お子さんが生まれ、不動産だけでなく子育ても日々勉強中。
不動産仕入れに挑戦する
ー入社当時、プラン・ドゥのどのような仕事に興味がありましたか?
不動産の仕入れに興味がありました。1棟数億円のマンションを金融機関や投資家を巻き込んで購入する仕事なので、「不動産のプロ」を目指すには一番適しているかなと思ったんです。
ー不動産仕入れの仕事はとてもカッコいいイメージがあります。
いわゆる”バイヤー”ですからね。「掘り出し物を探し当てて買い付ける」イメージは不動産でも同じで、しかも2億円とか5億円の資金を1人で動かしますから。元々僕は金融志望だったので、大きなお金を動かせることに魅力も感じていました。
ー当時、不動産仕入れの自信はありましたか?
もう何年も前のことなので記憶が曖昧ですが・・・。就活当初に金融機関ばかり受けていた関係で、不動産関係の知見も少なからずありました。それと趣味でやっていたFXが”目利きして買い付ける”という点では不動産仕入れに通ずる点があって、何となくやっていけそうな気はしてたと思います。
この世界では理系脳が十分活きる
ー本題ですが、理系の知識ってぶっちゃけ今の仕事に活きていますか?
学科の知識が通じているかというと、そこは通じていませんね。ただ理系出身でよかったなって思うことは多々あります。
ー理系出身でよかった点は具体的に何でしょう?
就活の頃は何となく、「不動産=営業力=コミュニケーション力」というイメージがありました。でも、プラン・ドゥに入社してみたら全然違って、緻密で膨大な計算が求められることを思い知らされたんです。考えてみればプラン・ドゥでは、数億円のマンションを買い取ったり、投資家に販売したりするんだから、マーケティングや収支シミュレーションがとても大事なんです。だから、直接は学んだことと通じてなくても思考方法が似ていたり、数字に抵抗がなくてよかったなって思います。
ー数字に強いのは大きいですね!理系の学生でも十分活躍できるというのも納得です!
それと投資用マンションを扱っている関係で経済知識が問われるので、就活時に経済を勉強していたことも役に立っていますね。経営者の方や投資家の方から「今後の経済動向についてどう思う?」って聞かれたときにも、堂々とお話することができますし。
そういうのを総合して、「理系出身でもプラン・ドゥなら大いに活躍できる」というのが僕の結論です。もちろん文系で活躍してる社員もたくさんいますが、理系だからって可能性に蓋をするのはもったいないと思います。