1. HOME
  2. ブログ
  3. リクルートのベンチャーを選んだ理由|杉山社長・中編

リクルートのベンチャーを選んだ理由|杉山社長・中編

「社長になる」と決意した大学生の杉山”青年”。就活と社会人生活について取材しました。

杉山社長のプロフィール
東京の不動産ベンチャー、株式会社プラン・ドゥ代表取締役。リクルートグループを経て2003年に創業。秩父の山奥出身で、テニスが趣味の元気な社長。

社長になるために金融を学ぼう!

ー3年生になると就活がスタートしますが、どんな就活をされたのですか?

当時はバブル絶頂期の売り手市場だったので、不真面目でも一流企業に入社できました。内定は貰うよりも断る方が大変でしたから(笑)。
でも一流かどうかは僕にとって大事ではなく、社長になる夢を叶えるために会社選びをしました。

ー具体的にどんな会社を狙ったのでしょうか。

こんな風に逆算して考えました。今でもハッキリ覚えています。

社長になるには経済がわからないとダメだ →そのために金融を学ぼう →そのためにイケてる金融会社・将来性ある金融会社を選ぼう →クレジットカード会社(金融業界の当時最先端)に入社しよう。

ー業界を絞って戦略的に就活されたのですね。順調に進んだのでしょうか?

ある大手カード会社の選考が順調に進みました。一方で滑り止めで受けた中で1社、すごくいいなと思った会社もあって、それがリクルートグループのベンチャー企業・ファーストファイナンス(FF)という会社でした。結局最後の最後まで、そのカード会社かFFで悩むことになります。

大企業に入るか、大企業をつくるか。

ーFFは今は無い会社ですよね。どんな会社だったのですか?

不動産会社向けの金融業をやっていて、バブルの勢いに乗って急成長していたベンチャーです。カード事業はやってなかったんですけどね。しかもそのときの僕は不動産にも興味無かったし。
でも社長になるための修行としては「リクルートのベンチャー」も魅力的すぎて・・・。

ーとても悩まれたのが伝わってきます。最終的にはどう決断を?

そのカード会社かFFか、決めかねている僕にある日、FF(兼リクルート)の人材開発本部長との面談があったんです。そしてこう問われました。

「大企業の内定をもらって大学生活の残り半年間、優越感を味わいたいのか」

「誰も知らない小さな会社を大きくして、将来「いい会社をつくったね」と言われたいのか」

「さぁどっちだ?キミが本当に社長になりたいなら5分で決断できるはずだ」

その言葉に僕はハッとさせられて、即答で「後者です」と答えました。何を悩んでいたんだろう、社長を目指すならベンチャーを選ぶしかないだろうと。

そうして僕はFFに進みました。

不動産の奥深さ。そしてプラン・ドゥ創業へ。

ーFFに入社後、どんな仕事をされたのですか?

不動産開発の融資を担当しました。お客様(不動産デベロッパー)が手がけるマンション分譲やゴルフ場開発の案件をジャッジして、億単位の融資を行う仕事です。軽井沢の別荘や青森のマンションとか、全国いろいろな不動産融資に関わりました。

ーなんだかスケールの大きい仕事ですね。

もう楽しくて夢中でしたね。学生時代は不動産なんて興味が無かったのに、奥深さを知ってどんどん引き込まれました。不思議ですね。

ー杉山社長が考える「不動産の奥深さ」とは何でしょうか?

誰が携わるかによって「生み出す価値」が異なることです。ここに土地があるとして、マンションを建てて10億円の利益を出す会社もあれば、リゾート施設をつくって100億の利益を生み出す会社もいます。

ーなるほど。誰が携わるかによって、生み出す不動産の価値が異なる。

それに気づいたことで、この手で不動産開発をやってみたくなりました。第三者として融資する立場ではなくて、僕自身が不動産プレイヤーになりたいと。いても立ってもいられない衝動に駆られ、36歳のときに、プラン・ドゥを創業しました。

ーそれは念願の「社長」になった瞬間でもありますね。


30歳のころの写真。娘さん3人のパパ。

関連記事