初仕入れのマンションに退去続出?!ピンチを乗り越えて思うこと/鈴木さん後編

鈴木さんのプロフィール
アクイジションチーム所属の新卒3年目。熱海出身。マイブームはコンビニのゆでたまご。あの絶妙な塩味が最高だそうです。そして、お酒も本当に好きなようです。。。
前回に引き続き、鈴木さんに初仕入れのエピソードをお聞きしました!
それでは、どうぞ!
初めて仕入れできた矢先
ー例のご紹介された物件の第一印象はどうでしたか?
アドレナリンがガンガン出ましたね!かなり好条件の物件だったので、居ても立ってもいられなくて早速現地を見に行きました。見たところ築年数の割に綺麗で、住環境も良かったので印象はすごく良かったです。しかも満室でしたしね。
ーそれだけ良い物件だと競合も多かったのでは?
まず、不動産業者が不動産を購入する場合、売主様には購入の意思表示します。人気物件ということで、プラン・ドゥよりも先に購入の意思表示をした業者がいたんです。ただ直前に、退去する部屋が同時期にまとまって複数出たことで、その業者さんは購入の意思表示を取り下げました。
空室ってネガティブに捉えられがちですが、物件をよりバリューアップ出来るという点でむしろチャンスなんですよね。そのチャンスを逃す手はないと思い、すぐに動きました。価格は約2億円。これが僕の初仕入れになりました。
ー入社して1年半、やっと仕入れできたのですね。
すごく長かったです。でも仕入れることがゴールじゃなくて、バリューアップして、投資家さんに再販して利益を出すところまでが僕の仕事なので、気は抜けませんでした。実はこの物件を仕入れた途端に、1部屋、また1部屋と退去が続出したんです。空室があると利回り(家賃収入)が少なく、投資家さんに買ってもらえないので、「これはヤバイ」とかなり焦りました。

よし契約に行くぞ!
埋まらなかったらどうしよう・・・
ー満室にするために、どのように入居者を集めたのでしょうか?
廃墟再生インターンを想像してもらえればと思います。部屋をリノベーションして入居者を集めるんです。とは言っても僕がほとんど知らない領域なので、リーシングチーム(入居者募集の専門部署)たちとプロジェクトを組んで進めていきました。
ープロジェクトを回すのも初めてだったと思います。不安はありませんでしたか?
不安だらけでしたよ。「部屋が埋まらなかったらどうしよう」とか・・・。でもとにかく前に進めなきゃいけない状況でしたから、つらい状況ではあったのですが、なんだかんだ前向きな気持ちだったと思います。
ー具体的にどのようなリノベ戦略を立てたのですか?
徹底的に年齢別人口や競合物件を調べてみたところ、ペット可物件に大きなニーズがあるとの仮説にいたりました。ペット可物件の数が極端に少なかったんです。そこから調査を重ねてターゲットを具体化していって、「45~54歳のペット持ち夫婦」が住みたい部屋を作ることにしました。
ーなるほど。明確にターゲットを絞ったのですね。
リノベが完了した時点で「これなら絶対いける」と自信がありました。それでも反響が来ないか毎日そわそわ過ごしてましたけどね(笑)。結局、募集開始から2ヶ月足らずで全部屋が埋まりました。一緒にリノベプランを考えてくれた葛西さん(新卒1年目・リーシングチーム)が、賃貸営業も頑張ってくれたのが大きかったです。葛西さんには本当感謝しています。

葛西さんとターゲットを決めるぞぉ!
前向きになれた自分がいる
ー最終的にこの物件は再販できたのでしょうか?
つい先日ご購入いただけて、2000万円近くの粗利益を出せました。仕入れから数えると約1年におよぶプロジェクトでした。
ー初仕入れが遠かった時期も含めて、振り返ってどう思いますか?
仕入れられないつらさと、仕入れたあとのつらさ、どちらも経験できて本当良かったなと思います。
まぁでも仕入れられない方がつらかったですけどね(苦笑)。今は自分のスタイルが確立できてきて、成功体験もあるので、仕入れ営業をすごく面白いと感じていますが。
ー自分の中で、成長を感じる部分はありますか?
何事にも前向きになった、って素直に思います。仕入れもプロジェクトも、自分でやらないと進まないですからね。結局、自分の考え方次第だなって。本当これに関しては、自分でもびっくりするぐらい成長したなと感じます。

辛さを知っているからこその鈴木さんの優しさや厚みがあったのですね…
以上鈴木さんへのインタビューでした!
どんなものからも学び、成果につなげる鈴木さんは本当に憧れです。
こういった様々な苦難困難を乗り越えた末に今の鈴木さんがあるのですね!
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